佐賀市「開明の道」プロジェクト
平成13年にスタートした佐賀市 開明の道プロジェクト 「開明の道を編む」が、第10回目を迎えます。
今回第10回目のテーマは「地球の本来に向けて、ヨーソロ」・・・ヨーソロは、舟を漕ぐかけ声。
佐賀は幕末から維新にかけて、「開明」の気にあふれていました。
東南アジアや南の島々、インドやローマなどからの文化が長崎に上陸し、
佐賀小倉を通り日本に伝播していったその通り道、長崎街道を舞台に、この企画展が開催されます。
長崎街道、柳町界隈には、旧古賀銀行など明治から昭和初期にかけて建てられ活用されていた
文化遺産といえる建築物が存在しており、その場を会場として使用します。
佐賀市 開明の道プロジェクト
開明の道を編む・第10回
「地球の本来に向けて、ヨーソロ
〜狐さんは地球の行方を見ています」
開催期間:2005年11月23日(水・祭)〜29日(火)
企画展会場:佐賀市柳町界隈佐賀市歴史民俗館
地球の本来を暮らそう。
地球の本来は私の本来。
地球の本来に向けて。
里山はふるさとである。
http://www.city.saga.lg.jp
(10月より詳細UPされます)
私たちは「豊かな暮らし」を追求してきた代償に様々な問題を創り出しました。
しかし、大量生産大量消費型から多品種少量生産選択消費型への社会変化に伴い、
私たちの価値観も大きく変化し、自らの生き方や暮らし方を問い、生活スタイルを見直し始めています。
佐賀市「開明の道」プロジェクトでは、このような価値観の変化に対し、
現在、私たちの生活から遠ざかろうとしている、また、遠ざかってしまった「素材」や「生活の知恵」に注目し、
モンスーンアジアの気候風土に根ざした生活文化をもう一度見直し、
私たちの生活にどのように取り入れていくか、そのヒントを、企画展等を通して提案してきました。
「開明の道を編む」では、自然素材、自然食材、自然環境づくりを生業とされている作家を招聘し、
素材や作品の紹介、生活文化体験型ワークショップやレクチャー等を通して、
本来の地球に根ざした情報を発信します。 |