キャンペーン「叫びたし 寒満月の 割れるほど」 in  大牟田
シスター・ヘレン・プレジャン 来日講演会「いのちの尊厳を考える」
ウォン・ウィンツァン ピアノソロ・チャリティーコンサート


シスター・ヘレン・プレジャンが5月下旬に来日し、各地で講演活動をおこないます。
ウォン・ウィンツァンもピアノ演奏で、このキャンペーンに参加させていただきます。



シスター・ヘレン・プレジャンは死刑制度廃止活動家であり、
「デッドマン・ウォーキング」の著者として知られています。
本著は映画化され、シスターをスーザン・サランドンが演じアカデミーを受賞したので、
ご覧になって感銘を受けられたかたもたくさんいらっしゃることと思います。
シスターご本人のお話をおききいただく会に、どうぞ足をお運びください。

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■日にち 2007年 5月27日(日)
■時 間 13:30開場 14:00開演 終演予定 16:00
■会 場 ひまわりホール map
JR大牟田駅 徒歩すぐ、大牟田市役所前
福岡県大牟田市不知火町1-1-2  ひまわりビル2F
0944-56-2747
※ 駐車場は、駅前・駅東口・市役所立体駐車場などを
ご利用ください。
■入場料
大人 前売1,000円  当日1,200円
大学生以下 前売当日とも 500円
■定 員 200名
■お申込 生命山シュバイツアー寺
TEL 0968−72−3111 
FAX 0968−72−3112
〒865-0061 熊本県玉名市立願584
■主 催 生命山シュバイツアー寺
■後 援 「福岡事件」再審請求活動を支える会

キャンペーン「叫びたし 寒満月の 割れるほど」 2007年ツアー
シスター・ヘレン・プレジャン講演会&ウォン・ウィンツァン・コンサート


5月26日(土) 九州キリスト教会館 4F ホール (福岡市)
5月27日(日) ひまわりホール (福岡県大牟田市)
5月30日(水) アークホール (静岡市)

生命山シュバイツァー寺と福岡事件について
古川泰龍は、1920年佐賀県に生まれ、真言宗常在寺の住職として、52年より福岡刑務所で死刑囚教誨師を務める。そこで福岡事件の2人の冤罪死刑囚と出会い、61年より彼らの無実を訴えるため本格的に助命運動に乗り出す。以後その再審請求のため40年間奔走。運動の最中の69年その活動がアフリカの聖者「アルベルト・シュバイツァー博士の精神を受け継ぐものとして」博士のご遺髪を授かり、73年「生命山シュバイツァー寺」を開山。生命尊重の活動を幅広く展開する。84年、日中戦争強制労働殉難者の慰霊塔を建立、86年、東西宗教交流センターを創設、98年にはルーマニアで開催された世界宗教者平和会議でシスター・ヘレン・プレジャン氏(「デッドマン・ウォーキング」の著者)と共にパネリストとして死刑廃止を訴え、日本での再会を誓う。
しかし古川泰龍は 2000年夏、福岡事件死後再審の実現を目前に急逝。家族がその遺志を継ぎ活動を続け現在に至る。
【福岡事件】1947年、戦後の混乱期、福岡市内で2人のヤミブローカーが射殺された。警察は軍服のヤミ取引にからむ強盗殺人事件として7人を逮捕。事件の主犯とされたAと殺害の実行犯とされたB、2人が死刑判決を受ける。しかし、実際はヤミ取り引きと誤殺事件という別々の事件が偶然重なったにすぎなかった。再審運動14年後の1975年、Bは恩赦で無期懲役に減刑、同日Aに死刑が執行された。Bは獄中43年後の89年仮釈放され、古川宅へ。現在、老人ホームにて健在(90歳)。

「叫びたし 寒満月の 割れるほど」
福岡事件で死刑判決を受け、無実を叫びながら処刑された西武雄さんの獄中句

シスター・ヘレン・プレジャン
1939年米国ルイジアナに生まれ、1957年からメダイユ聖ヨゼフ修道女会に所属。ルイジアナ刑務所に服役していた死刑囚との文通を通じ、カウンセラーとして死刑執行の現場に立ち会う。その体験を著した「デッドマン・ウォーキング」(邦訳は徳間文庫で96年に出版)が1993年に出版、12ヶ国語に翻訳される。同名の映画は19 96年1月に公開され、アカデミー主演女優賞を受賞。爾来死刑についての講義、執筆活動、組織作り、被害者支援組織の設立にも取り組むなど、その業績が評価されノーベル平和賞にもノミネートされる。2004年12月新著「The Death of Innocents」(仮訳:無実の死刑囚の死)をランダムハウスから出版。過去6人の死 刑囚の死刑執行に立ち会ったシスターは、うち2人が無実であるにもかかわらず、不当に処刑された可能性が強いことを詳しい調査をもとに追及、アメリカの死刑制度の歴史的かつ法的構造の諸問題を厳しく指摘、死刑制度問題の核心に迫る。
1997年初来日。1998年ルーマニアで開かれた世界宗教者平和会議で古川泰龍(生命山シュバイツァー寺の開山)と死刑廃止のパネリストとして出会う。2001年2度目の来日の折、2000年に急逝した古川を偲ぶ会に出席したシスターは、福岡事件再審運動と死刑廃止全国キャンペーンを提案、翌年以降の再来日を約束する。2002年、2005年来日。それぞれ「デッドマン・ウォーキングNO MORE」、「共にいのちを考える」と銘打ったキャンペーンでは全国のべ18都市22会場で死刑廃止への熱い思いを訴える。3度目のキャンペーン「叫びたし寒満月の割れるほど」では5月26日から6月1日までの7日間、福岡を中心に全国5ヶ所を廻りさらなる支援者を得て、福岡事件再審運動への協力を仰ぐと共に死刑制度の問題を訴える。静岡での開催はこのキャンペーンの一環で行なわれるものです。



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