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「白カラス」LIVEは、 「自我が崩壊した人間がどんな演奏をするのか」というバーチャルな心理実験なのかもしれない。 |
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私たちはすでに知っている。 たとえどんなに壊れてしまっても、人間は蘇る。 | |||||||||
解体すること、壊すこと、白紙に戻すことが、こんなにもカタルシスであるとは、、、
音楽の可能性よりも、魂の可能性にワクワクしている自分がいる。 |
2011年 1月 9日 (日) 東京・江古田 Buddy | |||||
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白カラス再結成、前々日のメッセージ さて、2011/1/9「白カラス」Liveの準備はほぼ終わりました。 コンサートやLIVEなどの準備に一ヶ月しかなかったのは、今までで一番最短だった。 サックスの山本公成氏も、パーカッションのYAS-KAZ氏も、百戦錬磨のインプロヴァイザー。 自分を拒否するとは、あたかも自分であるかのような自分という仮面を引っ剥がすこと、、、。 人間は裸になることなど出来ない。 あるワークショップで、死を目前にした老演奏家の最後のコンサートという設定で演奏したことがある。 「白カラス」LIVEは、「自我が崩壊した人間がどんな演奏をするのか」というバーチャルな心理実験なのかもしれない。 私たちはすでに知っている。 自分がなんでこんなにモチベーションが湧くのか、とても不思議だ。 ウォンウィンツァン |
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音楽活動を始めた1970年前後、ベトナム戦争や学生運動、キング牧師やケネディの暗殺など、世界は騒然としていた。すべてが混沌として不安に満ちた時代だった。 それにしても、音楽の力というものは、不思議なものだ。 先日、wikileaksがスクープした、一般市民やジャーナリストや子供が、米軍によって殺戮されるビデオを見た。 山本氏もYAS-KAZ氏も、それぞれ独自の音楽世界を構築し、揺るぎない音楽活動を続けている。 2010/12/17 |
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山本 公成 (作曲・即興・ソプラノサックス・フルート・竹笛・木の笛・石笛) スピリチュアルで独自の世界を持ち続ける希有なアーティスト。 |
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YAS-KAZ (打楽器奏者・作曲家) ジャズや現代音楽、バリ島やセネガル等世界中の民族音楽、生物の声等のサンプリングの探求等を通じて、広範なテリトリーを脱ジャンルし続ける、サウンドクリエイター。
'80~ソロのシリーズを国内外で招待公演。その後、山海塾等のダンスや、映画、TV、CM、舞台音楽等を多数担当。'01~'05イタリア・ベネチアビエンナーレ招待公演からヨーロッパツアー。
'06 11月、20枚目のアルバム "兎に角"発表。'07 草月流80周年記念イベント「創流祭」(両国国技館 )の音楽監督。イタリア・パンタレリア島での国際的なコラボレイションプロジェクト”アルカディア”に招待参加。'07 再び”アルカディア・プロジェクト”に招待参加。
12月、パリ日本文化会館にて江戸操り人形とのコラボレイション作品
”牡丹燈籠”の音楽監督として、作編曲と演奏。
’09 2月、コンテンポラリーダンサー森山開次の新作”狂ひそうろふ”の新国立劇場での6日間公演の音楽監督、作曲演奏。公演に併せて21枚目のアルバム”狂ひそうろふ”をリリース。
バルト三国ツアー、エストニア、ラトビア、リトアニア 、赤尾三千子の”蓮曼荼羅”に特別ゲスト出演。
日メコン交流年2009記念「森山開次ソロダンス」ベトナム公演(サイゴンオペラハウスにて)の音楽監督、作曲ならびに演奏。 |
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ウォン・ウィンツァン (ピアニスト、即興演奏家、作曲家) 19才よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏。「白カラス」としてアグレッシブな音楽活動をしたのは、このころであった。 |