ウォン・ウィンツァンの
プロフィール
瞑想のピアニスト
ウォン・ウィンツァン
Wong WingTsan
ピアニスト、インプロヴァイザー、作曲家。
1949年神戸にて、香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれ、1歳より東京で育つ。
19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏、24歳でポップスグループBrown Riceのキーボードプレイヤーとして全米コンサートツアーを経験。その後、スタジオミュージシャンやステージミュージシャン、作編曲家として活動を続ける中、自らの音楽を模索した。
87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。この頃にウォン・ウィンツァン独自の即興演奏を中心にしたピアノソロ・スタイルが生まれる。
92年、インディーズレーベル SATOWA MUSIC を発足、ファーストアルバム「フレグランス」がFMから火がつきロングセラーに。以後コンスタントにサトワミュージックよりアルバムをリリース、その数は30タイトル近くになる。代表作に「Doh Yoh」「エイシアンドール」「光の華」「青の龍」など。
また、NHKスペシャル「家族の肖像」、BShiスペシャル「中国世界遺産 九寨溝」、NHK「にっぽん紀行」、現在放送中のEテレ「こころの時代」、NHK「目撃!にっぽん」のテーマ曲も手掛ける。
ほかにも、ジャズトリオWIM(ウィム)、クラシックアルバム「ドビュッシー」「エリック・サティチャリティCD「もしも地雷がなかったなら」「光を世界へ~Yes All Yes~」など、音楽活動は多岐に及んでいる。
ピアノソロ・コンサート、とくにインプロヴィゼーション(即興演奏)では、音の力でオーディエンスの深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出してゆく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。
2005年にセラピスト・著述家の吉福伸逸氏と出会い、氏のもとで心理療法のメソッドを学び、インストラクターとしての訓練を受ける。音楽と瞑想の力をセラピーに活かしながら、ウォン美枝子と共に、アートや創造性にフォーカスした「魂の表現ワーク」や 生と死をテーマにした「デス・ワーク」など、〈本当の自分に出会う〉ためのワークショップもおこなう。
近年は、音楽活動の場を YouTube にも拡げ、ライブストリーミング・コンサートをコンスタントに開催。
2020年12月に新譜「おくる音楽」(ウォン・ウィンツァン+飛鳥ストリングス、2017年浜離宮朝日ホールのライブ録音)をデジタルリリース、ウォンの実質的なベストアルバムとなる。2021年春にはCD化も予定している。
https://www.satowa-music.com
https://www.facebook.com/satowa.music
YouTubeチャンネル名: WONG WING TSAN
お問合せ先:サトワミュージック
03-3950-8634